4・19けんり春闘 中小集中行動と集会・銀座デモ / 全労協新聞 2017年5月号

4・19けんり春闘 中小集中行動と集会・銀座デモ / 全労協新聞 2017年5月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



全国で17春闘行動
全ての労働者に生活できる賃金を!

4・19けんり春闘
中小集中行動と集会・銀座デモ



四月十九日、17けんり春闘の中小集中行動が展開された。スタートは韓国サンケン争議。池袋のメトロポリタンプラザにあるサンケン海外事業部への抗議行動が毎週水曜日の昼に行われている。韓国中労委の和解勧告が出され、サンケン争議は山場をむかえている。その後、国交省前で行われているJAL争議の座り込みへ。ここで東部総行動の仲間たちと合流。徒歩で虎ノ門にある首都高本社前に移動した。首都高で働く収受員、運転者、パトロールなどの労働者で組織するハイウェイ共闘会議の親会社だ。あいさつに立ったハイウェイ共闘・西村章議長は「道路公団民営化後、賃金労働条件が極端に悪化した。首都高労働者のワーキングプア状態の解消と安全対策の徹底を求めて春闘をたたかう」と語った。最後は、神奈川シティユニオンの仲間との連帯で芝浦にあるJITCO(国際研修協力機構。外国人技能実習生の監理団体)へ。実習生に対する人権侵害が横行しているなかでJITCOの責任は重大だ。

中小民間職場の春闘交渉は今からが本番だ。あらゆる労働者の団結と連帯を拡げてたたかい抜こう。すべての争議に勝利しよう。夜には、中央総決起集会後銀座デモを行った。