全国一般東京労組ＦＡユナイテッド分会 早期職場復帰を要求 / 全労協新聞 ２０１７年４月号
全労協
http://www.zenrokyo.org/
全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より
全国一般東京労組ＦＡユナイテッド分会
早期職場復帰を要求
二〇一六年五月三十一日、日本の航空路線へ参入している米国ユナイテッド航空は、全国一般・全労働者組合ＦＡユナイテッド分会（旧称コンチネンタル分会）組合員の客室乗務員十二人に対し正当な理由もなく解雇を強行し、その労働権、生活権を大きく脅かしています。
ユナイテッド航空に既に統合されているにも関わらず、コンチネンタルミクロネシア航空の名で成田ベースの生産性が低いとの理由で二〇一六年三月末をもって成田ベースを閉鎖、五月には解雇とされました。
ユナイテッド航空は、日本と米国との間の路線を運航するため、成田に日本人客室乗務員を主体とするベースを持っており、さらに米国本土から羽田空港へも就航しています。合併後、会社の経営状態は非常に良く過去最高の利益を上げ、米国本土では新たに客室乗務員を数千人単位で採用しており、解雇の必要性は全くありません。
日本と米国との間の重要な路線を成田空港、および羽田空港との間で運航するという公的な役割を担っているユナイテッド航空において、深刻な労使紛争が起きていることは大変遺憾であると言わざるをえません。
私たちは労使紛争を解決するべく組合員に対する不当な解雇を撤回し、ユナイテッド航空の客室乗務員として早期に復職させ、長く安心して働ける職場にすることを要求として闘っています。
ご支援ご協力をお願い致します。
