フジビ支援共が総会 / 全労協新聞 2017年3月号

フジビ支援共が総会 / 全労協新聞 2017年3月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より 




全国一般東京労組

フジビ支援共が総会



二月三日、荒川区ムーブ町屋ホールにてフジビ闘争支援共闘会議第四回総会と弁護団の記念講演が一六〇人の参加で盛会に開催された。舞台上中央には東京地裁、高裁が「不法」と決めつけたフジビ闘争を象徴する三本のノボリ旗が掲げられ、舞台には、一九八八年に組合結成時の総評の旗と共に、本社富士美術印刷分会と子会社フジ製版分会の三枚の組合旗が掲げられた。

久保共闘会議議長の挨拶に始まった総会は、フジビと田中一族を社会的に包囲して勝利をめざし、都労委と司法の不当命令・不当判決を許さず、労組の連帯を広げて17春闘の先頭で闘う運動方針が満場の拍手で確認された。

記念講演は、古川弁護士から「フジビ闘争の地域における意義」と題して、地域から激励される争議の現状とフジビと田中一族を提訴した裁判は下請法違反の判例が少なく四月の判決は注目されること、また宮里弁護士は「労働組合の言論表現活動と損害賠償責任」と題して、スラップ訴訟で争議団が掛けられた資本の攻撃を団結禁止法に始まるイギリスの労働組合弾圧の歴史になぞらえて労働組合の役割について話された。

東京全労協寺嶋事務局長等の連帯挨拶と当該決意表明のあと、東京労組中村委員長の団結ガンバローで総会は締められた。


総会に160人が結集(2月3日)