フジビグループ分会 手応え感じた支援の広がり / 全労協新聞 2017年1月号

フジビグループ分会 手応え感じた支援の広がり / 全労協新聞 2017年1月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より


全国一般東京労組フジビグループ分会
手応え感じた支援の広がり



二〇一二年九月のフジ製版破産・全員解雇に始まるフジビ闘争は、現在五年目に突入しています。今年は二月に恫喝訴訟の地裁不当判決を受け、以来この対応に追われた一年でした。不当判決破棄を求めた団体署名の取り組みは高裁が約八〇〇通、最高裁に向け取り組んでいるものは現在約一〇〇〇通に及び、支援連帯の輪は全国に広がっています。富士美術印刷が自ら起こした裁判によって、名もなき中小企業が全国に知られる存在となったのです。まさに愚行というほかはありません。十月には一ヶ月に及ぶ社前座り込みを敢行し、連日多くの仲間に駆けつけていただきました。手応えを感じています。

子会社もろともの労働組合つぶし、労働者のみに痛みを押し付けての経営放棄・逃亡、三権分立を忘れて政府の政策に迎合する裁判所。資産家、資本家、そして司法の横暴を許すことなく、闘争勝利に向けて来年も闘って行きます。この一年のご支援、有難うございました。