12・9東部けんり総行動 / 全労協新聞 2017年1月号

12・9東部けんり総行動 / 全労協新聞 2017年1月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



12・9東部けんり総行動

争議支援で六カ所を
バス二台で一日行動



十二月九日東部けんり総行動は、六ヵ所の争議支援(富士産業↓多摩ミルク↓メトロコマース東京地裁前行動↓JAL本社↓東証コンピューターシステム↓フジビ)に二二労組団体・延べ一五三人の参加で行われました。

朝九時に金町駅前に集合し、集会を開き、岸本代表の挨拶の後、東京全労協、地元の葛飾区議会議員みずま雪絵さん、葛飾区労協などの連帯挨拶の後、六ヵ所の争議現場の当事者から決意表明を受けました。最初の行動である富士産業の抗議集会では会社のパワハラ・組合つぶしに当該の全労富士グループ分会の仲間が怒りの声をあげました。

その後バス二台に分乗し、東京東部労組多摩ミルク支部の争議現場へ。長時間残業を強いる「固定残業代」に抗議のシュプレヒコールを上げました。

東京地裁前では東京東部労組メトロコマース支部の裁判結審を前に非正規差別を許さない判決を求めるアピール行動を展開。当該組合員が真剣な訴えを行いました。支援に駆け付けてくれた韓国サンケン労組の仲間も総行動に合流してくれました。

JAL本社前では参加者一人ひとりが争議解決を求める要請書を会社に手渡していく行動を行いました。東証コンピューターシステムではネットワークユニオンに対する「春闘要求を取り下げろ」との不当労働行為に怒りのシュプレヒコールを上げました。

最後に、倒産攻撃から四年のフジビ社前抗議集会では、バスが四十分も遅れる状況でも地元の荒川区労評や区職労、フジビ支援共の仲間も合流しての大集会が開かれ、韓国サンケン労組からも連帯の挨拶がありました。東京労組フジビグループ分会から力強く闘う決意がのべられ、荒川区労評の信坂顧問の団結頑張ろうで総行動を終えました。