マタハラに訴訟と刑事告訴 / 全労協新聞 2016年7月号

マタハラに訴訟と刑事告訴 / 全労協新聞 2016年7月号



全労協新聞
より


静岡県共闘

マタハラに
訴訟と刑事告訴


六月二十日、浜松地裁において(株)H&Iマネジメント・マタハラ裁判第一回弁論が行われた。原告はブラジル国籍の、派遣社員であったBさん。

会社に妊娠を報告、産休取得を申請した直後、契約中途解除を通告された。解雇日が産休中となることから、労基法第十九条違反などで解雇はできないと会社に訴えたが、会社は無視。労基署申告も行ったが、三度の出頭要請を拒み、返って解雇日を一ヶ月遡って社会保険や雇用を切るという傍若無人な対応を行った。極めて悪質なマタニティハラスメントであるため、訴訟と共に刑事告訴も行った。

今後の支援をお願いしたい。

遠州労働者連帯ユニオン)