全労協/ 辺野古新基地建設反対行動 / 全労協新聞 2016年1月号

全労協/ 辺野古新基地建設反対行動 / 全労協新聞 2016年1月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より

辺野古新基地建設反対行動

沖縄支援連帯の輪を



 十二月十日~十六日まで、東京全労協辺野古実行委で沖縄辺野古の闘いの支援に(大森、平田)二人で参加してきました。平田氏は連日力ヌー隊に入り、早朝より辺野古海上海上保安庁の暴力的排除に抗しながら仲間と共に果敢に闘ってきました。

 大森は、連日辺野古ゲート前にまだ暗い六時からゲート前行動に参加して一〇〇人程の支援者と座り込み、トラックでの資材搬入に備えました。

 六時五〇分頃トラックがゲートに向かうとの情報と同時に、東京から派遺された一〇○人の機動隊が登場し、座り込み支援者に対して暴力的に一人ずつこぼう抜きにして排除し、そして警察車両横にバリケードで囲いを造り監禁拘束するなど不当な弾圧を毎日行っています。一日二回程攻防が行われますが、全員挫けることなく抗議の声を上げて果敢に闘っています。私は、トータルして六回のごぽう抜きを経験しました。機動隊の暴力は激しく今まで十人以上の怪我人を出しており、この間でも額の負傷者一人、救急車搬送一人がありました。然し集中行動日の水曜日は四〇〇人以上の人が結集して闘われ、資材搬入を阻止しています。

 十四日には、沖縄コンベンションセンターで一三〇〇人が結集して「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」が発足しました。構成団体と組織は、市民団体、労働団体、政党、議会会派、シールズ琉球、全ての島ぐるみ会議らが結集した組織で、運動の戦略と戦術を組み立て組織的に大きな運動のうねりをつくり出す事になります。オール沖縄会議は、政府と県の法廷闘争を後押しして、「全沖縄、全県民的な結集軸」となって新基地建設阻止に向けて、年末から来年にかけて大きな運動を担って行こうとしています。

 東京から沖縄支援連帯の輪を大きくさせていく取り組みを強化して共に闘って行きましょう。

(大森進 東京全労協議長)