全労協/ 高浜原発-関西電力本社リレーデモ / 全労協新聞 2016年1月号

全労協高浜原発関西電力本社リレーデモ / 全労協新聞 2016年1月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より

安倍政治を許さない
●高浜原発関西電力本社リレーデモ

二〇〇キロの沿道で
声援とカンパ


 原発の全廃を求めて行われた「高浜-関電本固二〇〇キロ、一三日間のリレーデモ」と関電包囲大集会は、十一月二十日、大きな成果と反響を残して終了した。

 このリレーデモには、二九五人の個人、五十九の団体のご賛同を得た。デモは、十一月八日、一〇〇人で高浜原発前を出発し、毎日三〇人が参加して高浜町、大飯町、小浜市若狭町を経由して、滋賀県に入った。

 滋賀県では、連日、五〇人以上の参加で、琵琶湖西岸の市民に原発反対を訴えた。大津から京都さらに大阪に向かうデモには毎日、一五〇人近い方々が参加された。結局、十三日間でのべ九〇〇人近くになる。また、二十日の関電包囲集会には市民運動全労協・ユニオンネットワークや様々な労組・個人含め約千人の参加を得た。

 リレーデモの間、沿道からは、手を振る方、手を合わせる方、こぶしを振り上げる方、カンパや差し入れを下さる方など、予想だにしなかった大きなこ声援をいただいた。

 デモが通過した十七の自治体には、申入れを行ったか、おおむね丁寧な対応を得た。高浜原発再稼働は関電の十一月・十二月再稼働強行を阻止してきた。福井地裁での仮処分異議審の結果が注目される。

 リレーデモを呼びかけた木原壮林京都工芸繊維大学名誉教授は、「私たちの闘いも一旦大爆発すれぱ、電力会社や政府がどんなに躍起になっても、抑え込むことはできません。大闘争の爆発によって、原発再稼働の野望を打ち砕きましょう。原発全廃の闘いは、正義の闘いです。現代と未来の人類と地球環境を守る敬いです。全原発の即時廃炉を闘い取りましょう。」と二十日の集会を結んだ。

 (稲村守リレーデモ実行委員会)