全労協 労働法制改悪反対全国キャラバン

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労働法制改悪反対全国キャラバン

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労働法制改悪反対全国キャラバン


ハケン切りから、一生、派遣労働に縛り付るのか!
「ハタラケド、ハタラケド・・」
低賃金・不安定雇用の拡大は許されない!



 政府は昨年末の臨時国会において廃案となった労働者派遣法改悪案を、また、国会に上程しました。この改悪案は国会に於いて今まで二度も審議の上、廃案となったものです。 2008年末、目比谷公園に現出した年越し派遣村によって、誰もが派遺労慟者の悲惨な実態を知ることになりました。政府には派遣労働者の処遇改善、非正規労働者の権利確立が求められてきました。しかし、現在、国会で審議されようとしている改悪案は全く逆に、派遣労働者を部署を変えて使い回しが可能とする法律に変えようというのです。もちろん低賃金のままに置かれることは当然です。そして事実上、何時でも「雇い止め」は可能というものにしようというのです。一生涯、派遣労働者は低賃金と不安定雇用に縛り付けられ、実際の使用者である派遣先企業に労働条件の交渉を申し入れることもできません。

 私たちはこの派遺法改悪案に反対して国会前の抗議行動などに取り組んできました。そして、昨年の臨時国会でも野党から厳しい追及があり、結果、再び廃案となったのです。人間らしく働き生活できる労働者保護のための法律こそが求められているのです。

 正規労働から非正規労働へ、低賃金・無権利労働へと進める労働法制大改悪に反対の声を全国から巻き起こしましょう。


労働法制改悪反対全国キャラバン
連絡先:全国労働組會連絡協議会
東京都港区新橋6-7-1 川ロビル 6F


労働法制改悪反対全国キャラバン


私たちは
労働法制の全面改悪に反対です。
派遣労働者は一生涯低賃金、首切り自由に放置されます。
労働基準法改悪は過労死を促進し、残業代を払わず昼夜働かせ放題になります。


 安倍政権は経団連や財界の意を受けて今国会に労働法制改悪のための法案を提出しています。

 一つは労働者派遣法の改悪案です。更に労働者の憲法である労備基準法の改正案です。外国人労働者技能実習制度の改悪案も審議されています。

 これら、現在までの労働者を保護するための法律を根本的に逆転させ、 「企業が活躍できる為」に労働者をどう使いこなすのかと言うものになろうとしています。

 これらの新しい法律を許せば日本の労働者は低賃金の非正規労働者が増え、更に過労死・過労うつなどが広がることは明らかです。反対の声を大きく拡げましょう。

 労働基準法は労働時間を1目8時間、週40時間以上働かせてはならないと定めています。労働者の健康を守り、人間らしい生活を保障するためです。残業を指示するためには労使協定(36条協定)の締結が必要なのです。

 今回の法改正はこの縛りを取っ払い、労働時間概念を取っ払い、自由(?)に働く労働者を作り、残業代を支払う必要をなくさせようというのです。現在対象労働者は年収1075万円以上の労働者とされていますが、財界は400万円までを対象にすることを求めています。



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