一月二十日、福島第一原発内では、収束作業に従事する労働者がまたもや死亡するという、労災事故が発生しました。汚染水タンクの天井から内部を点検中に落下し、死亡したとのマスコミ発表がなされました。安全帯を装着していたが、転落防止対策はとられていたのか不明です。昨年三月に続き二人目の犠牲者です。東電の責任は重大です。
全労協は、昨年十二月十日東京電力に対して、原発内収束作業に従事する労働者の安全確保と賃金等労働条件改善の申し入れ活動を開始しています。死亡事故発生を糾弾し、収束作業の安全管理体制について東京電力の発注者責任を問わなければなりません。