全労協/ 全国一般三多摩労組 / 全労協新聞 2014年10月号


●全国一般三多摩労組

個人加入組合員が
解決へ共同行動


 全国一般三多摩労組では、同じ職場で一人~三人の人たちで「少数会議」という集まりを作っています。個人加入の人たちは、解雇、パワーハラスメント、などの問題を抱えた方がたくさんいます。そして最近は二〇代の労働組合経験の薄い方も増えています。それで少数会議では、情報交換、お互いの報告と今後の方針作成、団体交渉相互支援をしています。この少数会議で、解決に向けた共同行動に取り組む事になりました。

 九月二十六日の行動は、人事評価制度作成会社(ENTOENTO)のパワーハラスメントファミリーマートのオーナー店での解雇事件、訪問看護事業(東京リハビリサービスセンター)の解雇、夜中のナースコールセンター(綿半鋼機株式会社)の事業閉鎖の四件に対する抗議行動です。ファミリーマート事件では、ファミリーマート本部作成の就業規則に「七日連続の欠勤で解雇」と記載され、休業加療の診断書が出ても休業出来ず、解雇になったもので、本部の責任も追及しなければなりません。訪問看護訪問介護事業における労使紛争も最近増加しています。

 個人で加入した組合員が、他の職場の仲間との共同行動を通じて組合活動を覚え、組合活動の発展につながるよう、頑張りたいと思います。