全労協/ 国鉄労働組合第83回大会 / 全労協新聞

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国鉄労働組合第83回大会
闘う方針を固める


国鉄労働組合は、七月三十一日〜八月一日、静岡県熱海市において第八三回定期全国大会を開催した。

石上委員長は「平和と民主主義を守り、安心して生き、働き続けられる職場や社会の確立に向け、より一層奮闘しなければなりません。」と挨拶。経過報告において、国内外における社会情勢の認識を一致させ、JRを取り巻く情勢の特徴の確認と一年間の闘いの総括を行い、承認を受けた。

その後、一年間の諸課題と闘いとして、「合理化」に反対し、労働条件改善、安全・安定輸送確立の闘い、二〇一五年春闘の闘い、労働協約改正と期末手当獲得の闘い、JR健保・年金等の改善、組織の強化・拡大と権利確立、調査・点検活動の前進、労働者教育・文化の充実と情宣活動、共闘運動の前進、平和と民主主義を守る闘い、国際連帯活動の前進、政治闘争の強化など十三項目にわたる課題を職場の労働者の実態や仲間の声をもとに代議員が発言・報告して方針案の補強を行いながら、一年間の闘う方針と決意を固めあった。高野苗実新委員長を選出した。