2014/10/4 講演会「紛争の現場からみた集団的自衛権」のご案内
| |
安倍内閣は、7月1日に、集団的自衛権を容認する閣議決定をし、関連法制の準備を進めています。これに対し、当会は、「立憲主義を否定・破壊する閣議決定に断固抗議する会長声明」を発表しました。 閣議決定により集団的自衛権行使を容認してしまうことの問題点と、それに伴い私たち市民に忍び寄る危険性を皆さんにも知っていただくために、当会は、標記のテーマで講演会を開催いたします。 講師は、いち早く集団的自衛権に異議を表明された日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事の谷山さんです。谷山さんは、カンボジアやアフガニスタンをはじめとする紛争の現場で長くNGO活動を続けてこられました。そこで見た現代の戦争の実態、紛争地でのボランティア活動、特に安全確保の方法、そして紛争解決のための仲裁者としての条件等について、実体験にもとづくリアルなお話をいただきます。 なお、この講演会は、当会が11月16日に開催する第44回憲法と人権を考える集い「解釈改憲を考える~集団的自衛権問題を通じて~」(仮題)のプレ企画として開催するものです。第44回憲法と人権を考える集いでは、元法制局長官の宮崎礼壱さん、憲法学者の小林節さん、弁護士の伊藤真さんをお招きして、集団的自衛権問題を通じて、解釈改憲の問題点について、立憲主義という言葉から、皆さんとともに考える機会を設ける予定です。 日時:2014年(平成26年)10月4日(土) 開場 午後1時 開演 午後1時30分 場所:京都弁護士会地階大ホール プログラム: 第1部 谷山博史さんによる講演「紛争の現場からみた集団的自衛権」 第2部 質疑応答 問い合わせ先:京都弁護士会 TEL075-231-2336 ★入場無料・事前申込不要★
案内チラシはこちら(Download) |
京都弁護士会