6・14米軍横田基地反対行動 / 全労協新聞 2014年7月号 2面から



●6・14米軍横田基地反対行動
具体的闘いで沖縄と連帯を


梅雨の時期でしたが、六月十四日は晴れて暑くなりました。福生公園(東京)に実行委員会の呼びかけに応えて、一二〇人の労働者・市民が結集し、米軍横田基地反対・オスプレイ配備反対の集会が行われました。米軍基地に反対する実行委員会の大森事務局長が司会を務め、主催者を代表して纐纈委員長が、情勢と反基地・平和運動の重要性を丁寧に話され、闘いの成功と今後に繋げる運動を強く訴えました。つづいて、東京全労協の久保事務局長と東京労組の野中書記長から、沖縄の反基地運動と連帯した活動と沖縄平和行進の取り組みなどの報告を踏まえて闘う決意表明がなされました。

連帯の挨拶として、沖縄一坪反戦関東ブロックの木村事務局長と第九次横田基地公害訴訟原告団の福本団長から、沖縄の闘いの状況と横田基地の取り組みと基地被害の報告が詳しくなされました。また、三多摩地域の組合の仲間を中心に、三多摩東水労、昭島市職員組合、全労働者組合、三多摩全労協三多摩ピースサイクル、昭和シェル労組からそれぞれ挨拶を受けました。印象に残る発言は、シェルの川島さんの「東京にある横田基地に対して具体的なこうした行動こそが、本当の沖縄基地運動に対する連帯行動になる」との発言でした。その後、集会決議文を採択して、シュプレヒコールを上げてデモに出発しました。

宣伝カーの上に横断幕を掲げて訴えを解り易くして、横田基地前をデモ行進しました。第二ゲート前で米軍基地司令官に対する申し入れ行動と、自衛隊に対する申し入れも行いました。最後まで、シュプレヒコールが途切れる事もなく解散地点までデモを貫徹して来た事を報告いたします。

(大森進 実行委員会事務局長)



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