最低賃金14-45 最低賃金闘争に全国で取り組もう!

最低賃金14-45 最低賃金闘争に全国で取り組もう!


全国一般全国協 2014年5月31日 第122号 3面より

最低賃金闘争に全国で取り組もう!
全国平均1000円をかちとろう!

最低賃金大幅引き上げの絶好のチャンス

 暴走する安倍政権であるが、「デフレ脱却のためにも賃金の改善が必要」と言わざるを得ず、大企業正社員を中心に数年ぶりにベースアップが実現した。この金額にしても消費増税や物価の上昇には追い付かないか、中小零細企業労働者、非正規雇用労働者は賃上げも難しく置き去りにされたままである。4月からの消増税、物価上昇などにより可処分所得が5%程度も減少すると言われ、個人消費が景気の動向に大きく関与する中、低所得者層の処遇改善に向け最低賃金を大幅に引き上げるべき情勢が生まれている。最賃闘争を全国で盛り上げ、このチャンスに大幅引き上げを実現させよう。

★「署名、審議会傍聴、意見書提出」に取り組も

全国一般全国協は、今年度大手コンピニに対し、最賃を大幅に上回る時給実現の要請に取り組んでおり、今後、中央・地方審議会への最賃引き上げ署名や、各地での審議会傍聴、意見書提出などに取り組むことを決定している。2010年の政労使の合意「2020年までの目標としてできる限り早期に全国最低800円を確保し、景気状況に配慮しつつ、全国平均1000円を目指すこと」を今年度必ず実現させるために、多くの労働組合団体と幅広く共闘しながら14年最賃闘争を全国で闘いぬこう。



(F)