郵政産業労働者ユニオン 28職場でスト突入 / 全労協新聞 2014年4月号 1面から


14春闘に勝利しよう
人間らしく生活できる
大幅賃上げを!


28職場でスト突入


3・18ストライキは、全国二八職場で突入した。さらに、全国で一〇〇〇人が参加して、東北は、盛岡中央局、東京は、銀座局と王子局、神奈川は、川崎東局、静岡・浜松東局、愛知・名古屋貯金事務センター、京都は、右京局と左京局、大阪・吹田千里局、兵庫・神戸中央局と垂水局、岡山は岡山中央局、四国は、高知中央局と高松中央局、九州は、北九州中央局と長崎中央局などで早朝から午後まで各地で全労連全労協、地域の共闘の仲間の支援を得て局舎前での集会宣伝を行ってきた。

14春闘アンケートは、正社員と期間雇用社員がほぼ半々で七千人を超える職場からの声が集まった。正社員化と均等待遇を求める署名は、共闘関係団体を含めて多くの賛同を得て、二五九二九筆を三月三日、日本郵政に提出してきた。

三月三日は、私たち郵政産業ユニオンの14春闘第一波全国行動として、署名提出、本社前集会、そして院内集会を開催し、社民党福島みずほ議員、共産党塩川鉄也議員、吉良よし子議員も参加して、期間雇用社員一人ひとりの訴えを聞き、待遇改善に向けて国会のたたかいと連帯して取り組んでいくことを確認してきた。

私たちは、三月十四日グループ各社と六回目の団交を持ったが、正社員と月給制契約社員だけのベア一〇〇〇円という超低額回答が変わらず、その場でストライキに入ることを通告してきた。今日のストライキはたたかいの一里塚だ。非正規社員の待遇改善を求めて、民間中小の春闘と連帯して闘う。さらに消費税八%、TPP、労働法制改悪、集団的自衛権など労働者の生活を脅かす問題には断固として反対していく。ともに頑張りましょう。

(須藤和広 郵政産業ユニオン書記長)



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