本「ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ」

本「ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
語り/米澤鐡志 文/由井りょう子

定価 998円(税込) 
発売日 2013/07/11 
判型/頁 4-6/128頁 


7/27 第7回「原発なくそうウォーク・宇治」

8/6 洛南労組連ニュース (2013-No.5)

原発なくそうウォーク・宇治の先頭で(労組連ニュースの中央で)
横幕を持ってられるのが、米沢さんです。
洛南労組連ニュースでも本が紹介されています。



書籍の内容

伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ

 広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。
 この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。

 ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。
 11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。
 
 「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。

 原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。
体験記:「ぼくは満員電車で原爆を浴びた」68年後の出版
毎日新聞 2013年08月03日 15時49分(最終更新 08月03日 20時11分)


(京都)