96条改定
憲法をこわす大問題
すくするため、憲法改定の発議の要件を、衆参両議院の「3分の2」から
「過半数」に引き下げ、一般の法律なみにしてしまおうというのです。
96条を変え、改憲のハードルを下げる
――――これが改憲派の作戦です。
これは「手続き」問題にとどまらない憲法の本質を変える大問題です。
そもそも憲法とは、「権力者の暴走」にブレーキをかけ、個人の権利と自由を
まもることを大原則にしています。その憲法を「権力者」の都合の良いように簡
単に変えられるようにしてしまったら、本来の役割を根底からくつがえすことに
なってしまいます 。
アメリカ、ドイツ、韓国などでも「3分の2」以上の賛成を必要とするなど、世
界の多くの国々が、憲法改定に一般の法律以上のきびしい条件をもうけていま
す。〝憲法を変えやすくしてしまおう〟などというのは、世界の大勢に逆行する
異常なたくらみです。
ねらいは9条改憲、個人の権利を制約
憲法96条改定ストップ!ご一緒に力あわせましょう。
九条守る宇治連絡会
洛南労働組合連絡会議 43-8734
(京都)