3/31 全国一般東京東部労組市進支部がストライキ  全労協新聞 2013年5月号 4面から




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ストライキ支援に100人(3月31日)




●全国一般東京東部労組
2人の雇い止め解雇撤回へ


学習塾「市進学院」の講師で結成した全国一般東京東部労組市進支部は三月三十一日、ストライキに立ち上がり、組合員二人の雇い止め解雇の撤回、大幅な賃下げを伴う労働条件不利益変更の撤回、非正規労働者である講師への差別をやめることを求め、本八幡(千葉県)にある市進ホールディングス本社前を皮切りに抗議アピール行動を展開しました。

このストライキ行動に東部労組各支部をはじめ、全労協郵政産業労働者ユニオン東葛ふれあいユニオン、首都圏なかまユニオン、全石油昭和シェル労組、ユニオンネットお互いさま、N関労、国労江東支部国労千葉地本、千葉高教組市川支部など、千葉県内外から地域から一〇〇人の仲間が支援に駆けつけてくれました。

当日、市進支部は団体交渉の申し入れを行うことにしており、それを会社にも通告し、市進は「申し入れ書を受け取る」と組合に約束していました。しかし市進は約束を破り、本社ビルの入口に鍵をかけていたのです。これに対し市進支部、支援の仲間は強く抗議の声を上げました。「市進は約束を守れ!」「雇い止めを撤回しろ!」「五一才雇い止めをやめろ!」とのシュプレヒコールが響き渡りました。

参加者は付近にある市進学院、市進予備校前に移動し、抗議の声を上げました。そしてついに、団体交渉メンバーの職制が市進予備校前に現れました。二人の雇い止め解雇撤回・労働条件不利益変更の撤回などを求めた団体交渉申し入れを渡し、解雇されている二人をはじめ、市進支部組合員が次々に怒りの声を会社職制にぶつけました。

労働者の生活をまったく無視し雇い止めを強行する、大幅な賃金カット等の労働条件不利益変更を強行する市進のやり方。労働者にも生活があります。家族がいます。それを守るために市進支部はストライキに立ち上がりました。

会社が組合員二人の職場復帰を断り続ける、労働条件不利益変更の撤回を拒否し続ける、講師への差別をやめないのであれば、市進支部は徹底的に闘います!



(F)