5月14日 京都総評機関紙NO192を掲載しました。
5月1日メーデー特集号です。
1~3面はメーデー特集。4面は、全厚生不当解雇撤回闘争
京都への米軍基地設置に反対し府民の会立ち上げへ、青年部・フットサル大会開催
【メーデー宣言】
第84回全京都統一メーデー宣言
私たちは、本日、「働くものの団結で、生活と権利、平和と民主主義を守ろう」のスローガンを掲げ、闘う歴史と伝統を受け継ぎ、第84回全京都統一メーデーを開催しました。
すべての働く仲間のみなさん、府民のみなさん!
働く仲間の状況悪化が続いています。
安倍自民党政権の「アベノミクス」の下で、物価上昇だけが先行し、労働者はいっそう厳しい暮らしを余儀なくされています。その上、解雇自由や残業代ゼロなどの労働法制の改悪が狙われ、生活保護の改悪による貧困の拡大が懸念されています。
賃金の改善が必要であることは政府も認め、経済界に要請しましたが、財界はベアを拒否し、賃上げは、非正規労働者にも、中小企業にも波及していません。政府の緊急経済対策も、大手ゼネコンをうるおすだけで、地域経済や労働者へまわっていません。逆に、公務員賃金の削減で、賃下げの悪循環と消費購買力の低下が強まろうとしています。そして、消費税増税や社会保障の改悪、TPP交渉への参加で、命も暮らしも雇用も仕事も破壊する政治が横行しようとしています。
13春闘のたたかいを通じて、働く者のフトコロをあたためることが、地域経済も元気にできる突破口であることが、いよいよ明らかになりました。私たちは、一部大企業の一時金にとどめず、非正規労働者を含む全労働者の賃上げを、あらためて求めるものです。農業・医療・地域経済など、暮らしと地域を守る新たな共同、政治への不満と怒りを力に、たたかいを強めようではありませんか。
すべての働く仲間のみなさん、府民のみなさん!
いまこそ働く者の団結で、賃上げと地域経済の活性化、均等待遇と人間らしい労働を実現し、労働者・国民本位の経済を取り戻しましょう。
労働法制改悪を許さず、すべての争議の勝利解決をめざしましょう。
5月19日「Un ion Up2013」の成功で、労働運動を今こそ大きく広げましょう。これらのたたかいに、全ての労働者・府民の力を総結集することを呼びかけるものです。
働くものの団結、万歳! 第84回メーデー万歳!
2013年5月1日
第84回全京都統一メーデー大会
▲京都総評のホームページのトップに自立労連のノボリも出ています。
これはストライキ支援。
(京都)