2・14 有期雇用法制学習会 (京都) (案内)

2・14 有期雇用法制学習会 (京都) (案内)


2・14 有期雇用法制学習会の案内
      
 世界的な金融危機のなかで、全世界で貧困が拡大し労働者の生活は脅かされています。日本でも「失われた20年」と言われるように、貧困が拡大し、97年をピークに「先進国」の中で日本だけが賃金が下がり続けています。非正規雇用労働者が3分の1を超え、賃下げ圧力が強まり、法律で定められた一日8時間、週40時間働いても生活できないワーキングプアと言われる労働者が増大しています。有期雇用労働者の増大がワーキングプアを拡大している側面もあります。

 昨年、相次いでおこなわれた労働契約法の改正、派遣法の改正などは、果たして有期雇用労働者にとって改正に値するのかという意見もあります。しかしできた法律は次の改正に向けた闘いを作り出すためにも使えるところを見つけ出し、それらを梃子に改正の機運を高めていくことが求められています。ユニオンネットワーク・京都ではそのような見地から1月21日に京都労働局交渉を行ない改正の問題点などについて申入れをおこないました。

 13春闘では経営側は定昇の凍結すら主張しており、大幅な有期雇用労働者の賃金、労働条件改善まで闘いを進めることは困難と思われます。それでも将来につながる闘いを準備すること抜きに何事も前進させることはできません。

 有期雇用法制に対する理解を強め、13春闘においてどのように使えるかを議論し次の法改正にむけたバネをつくりだしていく必要があります。

 一人でも多くの仲間が学習会に参加し有期雇用法制の改正に向けた闘いを主体的に行えるような学習の場にしたいと考えています。


★日時 2013年2月14日 18時30分
  場所  京都市地域・多文化交流ネットワークサロン
★主催 ユニオンネットワーク・京都 連絡先075・691・6191
★講師 塩見卓也弁護士(京都市民共同法律事務所)
★非正規職場で働く仲間の発言など



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