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京都総評 第75回定期大会
 


京都総評機関紙NO185号


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大会宣言
 京都総評第75回定期大会は、「今こそ憲法をくらしと職場に生かそう!、ディーセントワークを実現しよう!、京都の労働者・労働組合の団結の要=京都総評拡大・強化をかちとろう!」のスローガンをかかげ、総力でたたかうことを確認しました。

 討論では、震災以来の1年半のたたかいを通じて、原発ゼロをめざすたたかいをはじめ、労働者の雇用と人間らしい労働、生活できる賃金を求め、地域経済の活性化と一体にたたかいを広げてきたこと、消費税増税社会保障改悪と正面からたたかい、共同と合意をつくりだしてきたこと、たたかう組織を強く大きくすることに意識的に取り組んできたことなどが強調されました。

 そして、私たちの運動が、悪政を包囲する世論と運動と共鳴し、国民一人ひとりが、自らの意思で政治の暴走ストップ、政治の転換を求める行動へ立ち上がるという新しい情勢をきり拓いた大きな力となったことに確信を深め合いました。

 同時に、野田政権の暴走への抗議の世論は、原発再稼働後に、また消費税増税法を強行した後にいっそう強まっており、連合が悪政推進の野田政権を支え労働者の要求に背を向けている下で、私たちの運動が出番であり、その役割を果たすことの重要性が述べられました。

 今こそ、力を合わせ、野田政権打倒、国民の信を問い、総選挙を通じて新しい政治への転換を実現するたたかいに全力をあげます。

 そして、12秋季年末闘争と13春闘の勝利をめざし、職場・地域からの要求をたばね、生活できる賃金と雇用、均等待遇など、ディーセントワークの実現を求め、財界・大企業がその社会的責任を果たすよう強く求めていきます。ひとりの人間も路頭に迷わせない運動を広げ、人間の尊厳と暮らしを取り戻し、働くルール破壊を許さないために、すべての争議の勝利解決へ力を合わせます。

 東日本大震災から2年目の「3・11」をむかえます。この秋のたたかいは、労働者・国民本位の政治と経済を実現し、生活再建、地域経済の再生の道を切り拓く、重大なたたかいです。
 いまこそ、すべての職場・地域から総決起し、労働組合運動と組織をいっそう強く大きくするために、力を合わせようではありませんか。

 以上、宣言します。

 

2012年9月8日
京都地方労働組合総評議会
第75回定期大会


ディーセントワーク実現、消費税増税反対、原発ゼロを 京都総評大会
京都民報Web-2012/09/09

(F)