神奈川県共闘 / 全労協新聞 2020年4月号

神奈川県共闘 / 全労協新聞 2020年4月号

 


20春闘勝利へ!各地で闘う

 

神奈川県共闘

共同行動に32団体

 

神奈川県共闘、神奈川地域労働運動交流、神奈川ユニオン協議会が中心となって結成した20春闘実行委員会は、三月十三日に春闘共同行動を三二団体で取り組んだ。

今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、毎年行っている総決起集会・デモ行進は中止、神奈川県交渉も二十七日に延期する異例の一日行動となった。それでもシティユニオンが中心に県内四カ所の争議支援行動、ユニオンヨコスカの駅頭宣伝、行政交渉は横浜市と労働局に二カ所を取り組んだ。

県共闘が担当した横浜市交渉は「公契約条例の制定」を含む七項目、中でも昨年八月に突然にカジノ誘致を表明した林市長に対し、その撤回を求めたこと。国の初期対応の不手際と後手のコロナウイルス関連の対策が社会的混乱に対して、行政責任を果たすように求めることが中心となった。横浜市は、口頭要求した「ヘイト禁止条例制定を」も含む全八項目に対し、後日文書回答することを約束した。

神奈川労災職業病センターが中心となった労働局交渉は、時間外残業規制、パワハラ防止など五項目について、要求し回答を得た。

全体での総括集会はできなかったものの、交渉参加者全員で行動確認をして一日行動は終了した。